2013年6月24日月曜日

安倍政権誕生の秘話:衛藤(えとう)さんが真剣に訴えた瞬間

安倍政権が発足してから今週末で半年になります。その間、日経平均は約1.5倍になり、「失われた20年」とまで言われた景気の低迷にようやく一筋の光明が見えつつあります。この景気回復の兆しを真の景気回復にできるかどうかは、今後、政府と共に行われる国民の努力にもよるところが大きいですが、少なくとも、20年間の閉塞を脱する希望を与えてくれただけでもアベノミクスの功績は大きいと言えるでしょう。
そして、そのアベノミクスの源泉である安倍自民党総裁の立役者が衛藤(えとう)さんだったことは意外に知られておりません。
実は、総裁選の前、安倍晋三氏は非常に迷っていました。6年前の辞任の波紋は今だ大きく、党内でも「もう少しドサ回りを積み重ねた方が良い」との声が多かったのです。
しかし、その時、衛藤(えとう)さんは安倍晋三氏を前にして言いました。「日本は瀕死の状態にある。この危機に立ちあがらなければ安倍さんは政治をやめるべきだ!」と。安倍晋三氏はその言葉の真剣さに動かされ、総裁選に立候補し、見事当選を果たして今に至っております。
言ってみれば、安倍政権誕生もアベノミクスも衛藤(えとう)さん無くしては成らなかったとも言えるのです。

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