2007年7月3日火曜日

ここまでやりますか???

衛藤(えとう)さんの復党反対に始まり、大分での選挙活動の禁止(これって憲法違反の可能性有ります)や、福岡での選挙事務所の強制立ち退き(まるで中国共産党みたいですよね)などなど、衛藤(えとう)さんに対する執拗で理不尽な妨害活動は既に知る人ぞ知ることですが、ついにここまでやりますか???ということが福岡でおこりました。

読売新聞などでも報道されたのでご存知の方も多いと思いますが、現地の新聞はより詳しく伝えているので、改めて紹介します。


(以下 6月28日付 西日本新聞朝刊記事より引用、筆者一部強調)

自民・衛藤氏福岡で集会 主役不在、公明へ反発 選対幹部「ぐたぐた言い過ぎ」
6月28日10時6分配信 西日本新聞

あるじ不在の総決起大会は異様な雰囲気に包まれた。27日、比例代表に自民党公認で立候補する大分県出身の衛藤晟一・元厚生労働副大臣のパーティーが、福岡市で開かれた。同市は同じく比例代表に公明党公認で立候補予定の木庭健太郎・参院幹事長のおひざ元。パーティーは、九州を震源地に全国で公明との選挙協力に決定的亀裂を生みかねない。衛藤氏に「欠席」を言い渡したのは、ほかならぬ安倍晋三首相だった。

支援者約400人で埋まったパーティー会場では冒頭、衛藤氏のビデオレターが放映された。
公明党さんが党本部に(出席を)中止しろと申し込んだ。本人から、くれぐれもおわびとお礼を申し上げてくださいと、何回も繰り返し電話がありました」。元自民党大分県連幹事長の堀田庫士氏が、壇上から悔しさをあらわに呼び掛けると会場は静まり返った。

「主人は無念だと思います。助けてください」。深く頭を下げる衛藤氏の妻ヒロ子さんの姿にすすり泣く声も漏れた。

欠席は、前日の26日に急きょ決まった。同日午後3時ごろ、衛藤氏に1本の電話が入った。声の主は安倍首相。周囲の反対を押し切ってまで復党を実現した、衛藤氏の「盟友」だ。「ほかの先生に迷惑をかけるわけにはいかない」。衛藤氏は涙を流して「欠席」を承諾したという。

その復党の条件は、大分県内での本人の選挙運動禁止。「これ以上制限されると、支持者も何らかの行動を起こさざるを得ない」。堀田氏の怒りは収まらない。

公明への反発は、自民党本部にも広がっている。公明はぐたぐた言い過ぎだ。過剰反応するほど衛藤の票が出る」と同党選対幹部。別の幹部も「言い過ぎると、反発も大きくなる」と逆バネを予想してみせた。対立を収めるための「欠席」も自民党内では逆効果の感さえあるが、公明党も一歩も引かない構えだ。

「今こそ与党が踏ん張らないといけない」‐。同党が23日に大分市で開いた木庭氏の集会で東順治・党副代表は与党共闘を強調したが、自民党が大分選挙区(改選数1)で擁立する礒崎陽輔氏の名前は最後まで口にしなかった。集会後、東氏は「名前を出すのは推薦してからだ」。

九州7選挙区の自民公認候補に対する公明の推薦は、いまだ宙に浮いたままだ。「(衛藤氏の)欠席にわが党は全く関知していない。あくまで自民党内の問題だ」。27日、同党の北側一雄幹事長はこう述べ、無関係を強調してみせた。
=2007/06/28付 西日本新聞朝刊=


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